2024年10月、石川県七尾市ののとじま水族館に新たなジンベエザメが仲間入りしました。
2024年1月の能登半島地震の影響で、同水族館のジンベエザメが死んでしまいましたが、新たなシンボルとして「モモ」が加わりました。
当記事では、「モモ」の誕生秘話やのとじま水族館の歴史、観覧の楽しみ方、そしてネット上での反応などについて掘り下げます。
のとじま水族館とジンベエザメの歴史
日本海側唯一のジンベエザメ飼育施設
のとじま水族館は石川県七尾市にある北陸を代表する水族館です。
1982年に開業し、約500種もの海洋生物を展示しています。
その中でも、特に人気を集めていたのがジンベエザメの展示です。
日本国内でジンベエザメを飼育している水族館は少なく、日本海側ではのとじま水族館が唯一。
長年にわたり、多くの来館者に親しまれてきました。
能登半島地震での悲劇
しかし、2024年1月に発生した能登半島地震の影響で、水槽のろ過装置が停止。
これにより、当時飼育されていた2匹のジンベエザメが死んでしまいました。
水族館のシンボル的存在を失い、多くのファンが悲しみに暮れました。

新たなジンベエザメ「モモ」の誕生秘話
志賀町沖で捕獲されたジンベエザメ
のとじま水族館では、新たなジンベエザメの受け入れを検討し、2024年9月10日に志賀町沖合で体長4.4メートルのメスのジンベエザメを捕獲。
10月に正式にのとじま水族館の一員となりました。
「モモ」の名前は来館者の投票で決定
新たなジンベエザメの愛称は、来館者を対象に行われた投票方式で決まりました。
5つの候補の中から、総投票数5,436票のうち1,366票を獲得した「モモ」が1位に。
2位の「ユメ」(1,357票)とはわずか9票差でした。
「モモ」の由来
「モモ」という名前は、ジンベエザメが捕獲された志賀町の「百浦(ももうら)」地区にちなんで命名されました。
愛称が決まったことで、「モモ」はのとじま水族館の新たなシンボルとして注目を集めています。

水族館で「モモ」に会おう!:観覧ポイントと楽しみ方
「モモ」が泳ぐ大水槽の魅力
「モモ」はのとじま水族館の大型回遊水槽で展示されています。
ジンベエザメが優雅に泳ぐ姿は圧巻で、来館者に癒しを与えてくれる存在です。
観覧ポイント
・水槽の正面エリア:ジンベエザメの迫力ある泳ぎを真正面から観察できる
・水槽の上部エリア:光が差し込む中で泳ぐ「モモ」の幻想的な姿が見られる
・トンネルエリア:下から見上げることで、ジンベエザメの大きさを実感できる
特別イベント・エサやりタイム
水族館では、「モモ」のための特別給餌タイムが開催される予定です。
ジンベエザメがダイナミックにエサを食べる姿は必見!
イベントの詳細はのとじま水族館の公式サイトで随時発表されます。
ネット上での反応と声
「モモ」の命名と水族館への仲間入りに、ネット上でも多くの反響が寄せられています。
・「のとじま水族館のジンベエザメ、モモって名前かわいい!早く会いに行きたい!」
・「地震の影響で寂しくなっていた水族館に新しい命。応援したい!」
・「モモ、ようこそ!のとじま水族館のシンボルとして長生きしてね!」
ニュースメディアでも「モモ」の話題が取り上げられ、多くの人に注目されています。

まとめ
のとじま水族館の新たなシンボルとして誕生したジンベエザメ「モモ」。
能登半島地震の影響を乗り越え、新たな一歩を踏み出した水族館にとって、大きな希望となる存在です。
ぜひ、のとじま水族館を訪れて「モモ」に会いに行きましょう。
ジンベエザメの優雅な泳ぎと、水族館の魅力を存分に楽しんではいかがでしょうか。
当記事は以上となります。
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