富山県富山市出身で富山商業高校の卒業生である浦山秀誠さん(22)が、ついに大相撲界の門を叩きました。
近畿大学での相撲経験を経て、東京都内の音羽山部屋に入門。
2025年5月開催の夏場所で幕下力士としてデビューを飾ります。
「富商魂で精進する」という強い意志を胸に、地元・富山への誇りと共に、力士としての第一歩を踏み出しました。
背景と人物紹介:富山商業高校から全国へ羽ばたく若い力士
浦山秀誠さんは、富山市呉羽中学校を卒業後、富山商業高校、近畿大学相撲部へと進学。
高校3年生時には、新型コロナウイルスの影響で主要大会が中止という苦難も経験しましたが、大学時代にその悔しさをバネに奮起。
全国学生選手権の個人戦でベスト8入りを果たし、幕下付け出し資格を獲得しました。
身長183cm、体重170kgという恵まれた体格を活かし、押し相撲を得意とするスタイルが持ち味です。
大学では相撲部主将を務めるなど、リーダーシップも高く評価されています。
引用:北國新聞
相撲界デビューの経緯:幕下力士としての第一歩とその決意
浦山さんは2025年4月から、東京の音羽山部屋(師匠は元横綱・鶴竜の音羽山親方)で稽古を開始。
「自分の力がどこまで通用するのか、不安と楽しみが半々」と語る一方で、「富山商業高校の精神=富商魂で努力を重ねる」と力強く意気込みを表明しています。
母校の恩師や後輩からの温かい応援もあり、富山の地元からも注目を集めています。
今後の活躍に期待が寄せられる中での幕下デビューは、大きな節目となるでしょう。
朝乃山との関係性:同郷の先輩と築く富山相撲界の絆
浦山さんは、同じ富山市出身である元大関・朝乃山関と中学時代からの“同門”。
現在も相撲界に名を馳せる朝乃山関に続く存在として、周囲の期待は大きく、将来的な対戦も楽しみにされています。
「番付が離れているのでまだ当たる可能性は低いが、胸を借りるつもりでやる」とコメントするなど、尊敬と闘志をにじませた姿勢が印象的です。
今後の展望と決意:鶴竜親方のもとで学ぶ“技と心”
現在は音羽山部屋で生活を始め、鶴竜親方の下での鍛錬を重ねています。
親方の現役時代の技巧派相撲に学びつつ、自身のスタイルを磨いていく姿勢が伺えます。
「前に出る相撲を活かしながら、技術面をさらに高めていきたい」というコメントからも、技術向上への強い意欲が見て取れます。
目標はまず十両昇進、そこに向けた第一歩が始まります。
ネット上での反応と声:富山から全国へ、浦山秀誠さんに寄せられる応援
ネット上では、浦山さんのデビューに対して多くの地元ファンや相撲ファンから温かいコメントが寄せられています。
・「地元・富山の誇り!応援しています!」
・「浦山くん、教育実習でも真面目だったから絶対応援したい!」
・「朝乃山と同じ土俵で戦う日が楽しみ!」
特に母校で教育実習を行っていた際の姿勢や、後輩への接し方からも人柄が伝わり、“優しくて尊敬できる先輩”として慕われている様子がうかがえます。

まとめ:浦山秀誠さんの相撲人生がいよいよスタート
富山商業高校で育まれた「富商魂」、大学での実績、そして地元や恩師・後輩たちとの強い絆を胸に、浦山秀誠さんの新たな挑戦が始まります。
今後の大相撲界において、彼がどのような力士として成長し、どんな戦いを見せてくれるのか。
その歩みは、富山だけでなく全国のファンからも注目されることでしょう。
当記事は以上となります。
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