2025年、世界的に権威のあるニューヨークタイムズ(NYタイムズ)が発表した「行くべき52か所」に、富山が選ばれました。
特に注目を集めたのが、富山のカレー店「スズキーマ」です。
ミシュランガイド北陸版にも掲載されたこのお店は、独自のスパイスブレンドと地元の食材を活かした絶品カレーが人気を博しています。
当記事では、ニューヨークタイムズが富山に注目した理由や、「スズキーマ」の魅力などについて掘り下げます。
ニューヨークタイムズが富山に注目した理由
豊かな自然と美しい景観
富山は、日本海に面し、立山連峰を望む絶景スポットとして知られています。
四季折々の風景が楽しめるほか、新鮮な海の幸や伝統文化も魅力のひとつ。
また、近年はサステナブルツーリズム(持続可能な観光)にも力を入れており、観光客が自然を満喫しながら環境に配慮した旅行ができる点も評価されました。
地元食材を活かしたグルメの充実
富山といえば、新鮮な魚介類や郷土料理が有名ですが、近年は個性的な飲食店も増加中です。
特に、地元食材を使いながら新しいスタイルの料理を提供する飲食店が注目されています。
その代表格が、今回紹介されているスパイスカレー専門店「スズキーマ」です。

ニューヨークタイムズが紹介した「スズキーマ」とは?
ミシュランガイド北陸特別版にも掲載された名店
「スズキーマ」は、2021年に発行されたミシュランガイド北陸特別版において、価格以上の満足感が得られる「ビブグルマン」に選ばれた名店です。
この評価により、地元富山のみならず、全国のカレー好きやグルメファンの間で一躍話題になりました。
ニューヨークタイムズのライターも絶賛する独特の味わい
ニューヨークタイムズの記事を執筆したライターは、「スズキーマ」のカレーについて、「スパイスカレー的な、日本とインドの2つの魂が混ざり合っているような味」と表現。
この独自のテイストが、世界中のグルメ好きの興味を引く要素となりました。

スズキーマのこだわりメニュー
氷見産の煮干しを使った豚肉のキーマカレー
「スズキーマ」の看板メニューは、地元・氷見産の煮干しを使用した豚肉のキーマカレー。
煮干しの旨味を活かしながら、スパイスとの絶妙なバランスを追求した一皿です。
店主・鈴木さんは「毎日食べられるようなカレーを提供したい」という思いを込めて、優しくも深みのある味わいに仕上げています。
季節ごとに変わる特別メニュー
スズキーマでは、四季に合わせたカレーメニューも提供。
例えば、夏には「冷やしインド」と呼ばれる、ひんやりとしたスパイス料理が登場します。
一般的なカレー粉ではなく、オリジナルのスパイス配合で作られており、他にはないユニークな味わいが楽しめます。
店主・鈴木崇之さんの歩み
スズキーマのオーナーである鈴木崇之さん(45歳)は、もともとアパレル業界での経験を持つ異色の経歴の持ち主。
独学でカレー作りを学び、約6年前に「スズキーマ」をオープンしました。
「富山のソウルフードのひとつになりたい」という思いで、常に新しい味を追求し続けています。
ニューヨークタイムズに紹介されたことで、国内外の新しいお客さんも増え、現在は英語メニューの作成にも取り組んでいるとのことです。
ネット上での反応と声
ニューヨークタイムズでの掲載後、SNSを中心に「スズキーマ」に対する関心が急上昇。
エックスやインスタグラムでは、下記のような声が多く見られます。
・「ずっと気になっていたスズキーマ、NYタイムズに載ったのを機に行ってみたい!」
・「氷見産の煮干しを使ったカレー、気になる…!カレー好きとしては外せないお店」
・「富山が世界に認められるのは嬉しい!スズキーマ、ぜひ行ってみたい!」
また、Googleの口コミでも高評価が多く、特に「地元食材を活かしたスパイスカレーの美味しさ」と「店主のこだわり」に対するコメントが目立ちます。

まとめ
富山がニューヨークタイムズの「行くべき52か所」に選ばれた理由のひとつとして紹介された「スズキーマ」。
地元の食材を活かし、独自のスパイスブレンドで仕上げたカレーは、富山を訪れる観光客だけでなく、世界中のグルメファンからも注目を集めています。
富山を訪れる際は、ぜひ「スズキーマ」のカレーを味わってみてはいかがでしょうか。
当記事は以上となります。
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