B2リーグ・東地区3位の富山グラウジーズが、B1昇格とプレイオフ準々決勝のホーム開催をかけて、4月19日・20日の最終節で福井ブローウィンズと対戦します。
地元・富山での開催を目指すこの2連戦は、チームにとって今季最大の正念場。
ダビー・ゴメスHCの出場停止という逆風の中、選手・スタッフ・ブースターが一体となって“全員バスケ”で戦い抜きます。
今節の重要性と2位の条件:富山グラウジーズが東地区2位になるためには?
現在、富山グラウジーズと信州ブレイブウォリアーズはともに37勝。
直接対決は3勝3敗ですが、得失点差で信州が優位に立っています。
ただし、最終的な順位を決めるのは「勝数」。
そのため、富山が2位に上がるためには下記の条件が必要です。
・富山が2勝 → 信州が1勝以下で2位確定
・富山が1勝1敗 → 信州が2敗した場合に2位浮上
信州の結果にも左右されるため、福井戦では2連勝が必須条件といえるでしょう。

ホーム開催への想い:ダビーHC「ホームは間違いなく選手たちの力になる」
富山グラウジーズのダビー・ゴメスHCは、前節の熊本戦で2つのテクニカルファウルを受けて退場。
これにより、プレーオフ準々決勝の第1戦まで4試合の出場停止処分と罰金20万円が科されました。
それでも、ダビーHCは「POをホームでやる。それが戦うモチベーションだ」と、16日の練習で選手たちに熱いメッセージを送りました。
チームを信じ、ブースターの応援を力に変えて戦う準備は万端です。
選手たちの覚悟と声援の力:上田隼輔「迷わずシュートを打つ」
今季33試合に先発し、守備の要として活躍する上田隼輔選手は、ホーム戦でのブースターの声援の効果について次のように語ります。
「相手のフリースロー時、ブースターのプレッシャーが効いて外す場面が多かった。」
引用:北國新聞
そんなブースターへの感謝を胸に、上田選手は「オフェンスでも貢献し、ボールを持ったら躊躇せずにシュートを打つ」と強い決意を表明。
逆転2位に向けて、コートに全力を注ぎます。
高原ACが語るチームの強み:指揮官不在でも揺るがぬ“富山のバスケット”
ダビーHCの代行としてチームを率いる高原純平アシスタントコーチ(AC)は、「HC不在の中で不安や焦りはある」と正直に語りつつも、「自分たちのバスケットを崩さずにできているのが強み」とコメント。
選手1人1人が自立し、積み重ねてきた戦術理解と結束力により、チームは逆境の中でもパフォーマンスを維持しています。
これこそが、グラウジーズの“底力”です。
ネット上での反応と声:「ダビーのために」戦う姿勢に感動の声続出
ネット上では、富山グラウジーズの快進撃とダビーHCへの応援が数多く見られます。
・「こんなに一体感のあるチームは他にない!」
・「ダビーのために絶対に勝ってくれ!」
・「富山のバスケは熱い、B1でまた見たい!」
プレイオフに向けて、地元・富山の期待と熱狂は最高潮。
最終節を前に、チームの団結力はさらに強まっています。

まとめ:B1昇格へ、グラウジーズの挑戦は続く
富山グラウジーズは、地元開催でのプレイオフを実現し、B1昇格という夢を叶えるため、全力で最終節に挑みます。
ゴメスHCの不在というハンディを抱えながらも、選手とスタッフ、そして熱いブースターの声援が1つになれば、その壁は決して越えられないものではありません。
4月19日・20日、富山県総合体育センターで行われる運命の2連戦。
B1への扉を開くための、熱き戦いがいよいよ始まります。
当記事は以上となります。
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